苦々しい記憶
今日は仕事が始まってからちょうど一週間の日でした。
そんな日ですが、朝、大学時代のことを色々生々しく思い出してしまい、
頭を抱えて布団の中に引きこもりたい願望を必死に抑えながら通勤しました。
自転車をこぎながらも、ともすると軌道がフラフラとしがちで、カーブも無駄に大回りで曲がったり、少々傍目からも変だったかもしれません。
早く完全にあの頃の記憶と感情を消し去りたいものです。
もう二度と思い出したくもないし、関わりたくもないです。
この一週間、性格を変えて生活してきましたが、なんとかこのままで大丈夫かなという気もしています。昔の自分を知る人から見れば、え?という感じでしょうが、昔の知り合いに会うつもりもないので、どうでもいいことです。
たぶんちゃんとわたしは新しい人生をスタートさせることができたのでしょう。
人が一度しか人生を送れないなか、わたしは二度目の人生を楽しんでいると思えばそれも愉快なことです。しかも、二度目は退屈な小中高大院の下積み生活をスキップして社会人編からスタートできていると考えればお得感すらありますね。
これからも、おそらく嫌なことはあるのでしょうが、
人とはそういうものだと思って、何も感じないように、何も思わないように、
期待もしないで、味方とも敵ともならず、ただ対価のぶんは応えるように、
生きていこうと思います。
お酒
最近、お酒を飲むと、むしろ次の日の朝はしっかり起きられるような気がします。
ただし、寝起きが良いというだけで、二日酔いでヘロヘロ状態であることも多いです。
なんとなく、あーこれ明日起きるのつらそうだなーと思ったときは、思い切ってブランデーかウイスキーをお湯で割って飲むと、幸せな気分になるし、次の日も特に問題無いしで最高です。
今も飲んでいます。
以前、父に、おまえはお酒を飲み出すようになってから急に健康になったな、と言われた事もあります。
実はそういうケースは多いらしいです。
お酒はまさに健康アイテムですね。
…まぁ、わたしの場合、健康うんぬんに関しては、中高生の頃は単に反抗期でやる気がなかったので、お腹が痛いとか具合が悪いとかしょっちゅう適当なことを言ってサボっていて、大学行ってからは一人暮らしで比較的真面目になったというだけだったり…。
福島
勤務開始後まだ4日ですが、会話の中で福島と言おうとして、仙台と言いそうになりギリギリで福島と言うケースが多発しています。
やはり9年間仙台にいたので、我々が今いる地域名=仙台、という意識が強いようです。
実際生活していても、特段、ワァー福島だァ〜!!みたいな気にはなりません。
とはいっても今思い返すと、仙台にいたときにも、5年目か6年目くらいにすら、ふと、アレ?ここって鎌倉だったかな?それとも前橋かな?という感覚に襲われていたので、もとから今自分がどこにいるのかよく考えていないだけかもしれません。
もちろん、家に帰るルートなどはわかるのですが。
自分がいる場所が、福島、仙台、鎌倉、前橋のどれなのかわからないというと少し異常に思えますが、体感的な距離で言えばだいたい、
福島-仙台 : 30 min
仙台-東京 : 1.5 h
東京-鎌倉 : 1 h
鎌倉-前橋 : 2.5 h
くらいなので(しかも眠っていれば着く)、
体はおよそ3時間圏内の距離をずっとウロウロしているだけだと感じているのかもしれません。だいたい徒歩だと10~15kmくらいでしょうか。
遠くに見える景色はもちろん違いますが、それがその「地域」ならではのことなのか、その「場所」だからなのかと考えると、それもあまり感性としては信用なりません。
福島県の人は、地元愛が強いなとすでに何度も感じていますが、
みんなは何をもって「地元」を感じているのでしょうか。
温暖化シナリオ
温暖化のシミュレーションに用いられる温室効果ガス等の排出シナリオは複数ある。
IS92a
1990年代前半までは、1985年のデータを基礎にしたIS92a(IS92a~fがある)と呼ばれるシナリオを前提としていたものが多かった。これは二酸化炭素濃度が年間およそ1%複利で増加することに対応する。しかし、1990年以降の社会変化を考慮していないなど問題があった。[*1*2*3]
SRES
その後、2001年に IPCCとしてのプロジェクトチームが作成した、排出シナリオに関する特別報告書(Special Report on Emission Scenarios, SRES)によるSRESシナリオが用いられるようになった。
このシナリオは、今よりも豊かになる4つの異なった発展方向を示す叙述的シナリオ(ストーリーライン)の上に作られており、政府主導の温暖化の緩和策を採る事は含んでいない。
具体的には、
- A1 : 高成長社会(通常はA1B、種々のエネルギーシステム技術革新がバランス)
- A2 : 多元化社会
- B1 : 持続発展型社会
- B2 : 地域共存型社会
に大別される。
2050年の予測ではおよそ、B1=B2<A1=A2
2100年ではB1<A1=B2<A2となる。
しかし、前述のように、緩和策による効果を含んでおらず、目標設計する際に問題があった。
[上記1,3,*4]
RCP
そこで、AR5(Fifth Assessment Report)では政策的な緩和策を前提とし、温室効果ガス安定化レベルと経路を複数用意し、それぞれの気候予測とその濃度経路を実現する社会経済シナリオを策定できる、代表濃度経路(Representative Concentration Pathways, RCP)シナリオが用いられている。
RCPシナリオには代表的な4つのシナリオがある。
- RCP8.5
- RCP6.0
- RCP4.5
- RCP2.6
数値は放射強制力 W/m^2 を表し、数値が高いほど地表を暖める効果が高い。[*5*6*7]
*1:
https://www.env.go.jp/earth/report/h13-01/h13-01-5.pdf#search=%27SRESA2%27
*2:
http://sedac.ipcc-data.org/ddc/is92/
*3:
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/kaiyo/chikyu/report/2009/2009_5_2.pdf
*4:
http://www.mri-jma.go.jp/Dep/cl/cl4/ondanka/text/3-2.html
*5:
http://www.dir.co.jp/research/report/esg/keyword/20140305_008287.html
*6:
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/03/attach/1346369.htm
*7:
らぁめん たけや
福島駅の近くにあるラーメン屋、
「らぁめん たけや」に行った。
入り口でメニューを見ながら入ろうかどうしようか迷っていると、
店員のおばさまが横から出て来て、どうぞと声をかけてくれた。
親切である。
わたしがあまりに不審だった可能性は高いが。
おそらく開店直後だったようなので、
一日10食限定の特製ちゃぁしゅう麺1,200円と焼き飯(小)250円を注文した。
店内は昔ながらの雰囲気だ。
手前にテーブル席があり、奥には座敷もあった。
席数はそこそこ多い。
ねぎたっぷりなのと、あまりに巨大な肩ロースのチャーシューが目を引く。
とても柔らかい。食べていると肉の端が千切れてスープの中に落ちて行く。
味もしっかりついている。おいしい。
一方、スープは、日頃濃い味を食べている現代人としては驚くくらい薄味のあっさりめである。しかし、チャーシューが多いため併せて食べるとちょうど良い。
今回注文していないが、普通のラーメンだとおそらく本品よりもチャーシューが少ないぶん(写真ではそこそこ大きいチャーシューが乗っていたが)物足りなく感じる可能性はある。ネギチャーシューラーメンあたりを注文すれば問題無いかもしれない。
麺は細麺で、少々炭水化物感が強い。
焼き飯は味がしっかりついていて、コショウとネギの効いたスタンダードなおいしさだった。店主曰く、お好みでソース(ウスター)をかけると良いとのことだった。ソースをかけると、屋台を思わせるジャンキーな味になるため、個人的にはラーメンを食べている感を楽しむならソースはかけない方が良いと思った。
店主が若いため、気さくかつ腰が低く、わたしのような小心者には入りやすい店である。
外は雨であったが、店員のおばさまが一歩見送りに出てくれた。
店はあっさりスープを推しているようだったが、
わたしとしては、チャーシューのおいしさが印象に残る店であった。
環境白書(温暖化)
平成26年の環境白書の内容は、
をメインに、放射性物質関連や化学物質関連も少し触れられている内容である。
三部構成になっていて、
- 平成25年度の総合的な施策に関する報告
- 平成25年度の各分野の施策に関する報告
- 平成26年度の施策
のそれぞれの項目に対し、上記内容が述べられている。
ただし、各部に重複は多い。
今回はこの中の温暖化に関連する項目(60ページ程度)を読んだ。
温暖化を議論するにあたり、最も世界中で信頼され、基準となる科学的報告は
「気候変動に関する政府間パネル」(Intergovernmental Panel on Climate Change, 以下IPCC)
である。
IPCC報告書には、3つの作業部会、すなわち、
第1作業部会 : 自然科学的な知見に基づいた気候変動の状況 (現状)
第2作業部会 : 気候変動による社会経済への影響・適応 (適応)
第3作業部会 : 温室効果ガス排出削減に関する科学的知見の評価 (緩和策)
が存在する。
この、3つの作業部会の第5次報告書が平成25年から平成26年にかけてIPCC総会で採択された。(前回は2007年であり7年ぶり)
このうち、環境白書では
第1作業部会の報告の内容を中心とした現状と予測、
国連気候変動枠組条約(United Nations Framework Convention on Climate Change)の締約国会議(Conference of the Parties, COP)での日本や各国の削減目標、
実際の温室効果ガス削減取り組みについて述べられている。
気になった記述をいくつかメモした。
次回以降、内容のまとめと、関連事項を調べて書こうと思う。
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