ふくしまきんにくせいかつぶろぐ

きんにくまいすたーへの みちのりは まだまだつづく

鉱物の旅20150425

先週の土曜日は、お楽しみ鉱物の旅に行ってきました。

メンバーは、わたしと、こないだの新規採用職員研修のときに知り合った人です。

 

山に入る以上、一人は避けたいし、かといって引っ越したばかりなので連れて行ける人もいないしで採取できるのは当分先かと思っていたのですが、早速仲間を見つけられてラッキーでした。

 

行った場所は、ガイドブックに書いてあった郡山市内の産地です。

 

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綺麗な沢です。わたしは水辺そのものも好きなので楽しいです。

水量は少なめで、魚の影は見えません。

 

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岩に水晶がいっぱいくっついています。

 

 

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黄鉄鉱が脈状に析出しています。

 

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一つの母岩に、水晶と黄鉄鉱が同居中です。

 

モノとしては平凡ですが、福島で初めての鉱物会が開催できて満足です。

今後も色々なところに行ってみたいところです。

 

初任給

4月21日は初任給の日だった。

しかし、わたしは通帳を忘れ、しかも給与明細システムにログインしようとして初期パスワードがわからず3回弾かれログイン不能になるという失態をやらかした。

ただ、かろうじてキャッシュカードは持っていたため、ATMで残高照会をすることで、内容はよくわからないにしても、手取りの額は知ることができた。

171,190円だった。

感慨深い。生活ギリギリのお値段かと思ったら、案外余裕がある。

(当然学校の同期やら同年代のみなさんよりは圧倒的に少ないが)

とりあえず全額引き出そうとしたが、千円単位でしか引き出せないらしいので仕方なく、171,000円だけ引き出した。かわいそうな190円である。本当なら窓口に突撃して余すところなく引き出したいくらいだったが、さすがにそれをやるほど昼休みは長くないので妥協した。190円、必ず迎えに行くから待っていてほしい。

 

封筒に初任給の重みを感じる。

ただし、硬貨は入っていないので、実際は非常に軽い。

 

勤務後、デパートに行って両親へのプレゼントを購入した。

小細工はせず、スタンダードに万年筆を買った。

写真は取り忘れたが、ペン先は金のタイプのノック式万年筆で、同じシリーズ内で父は25,000円のえんじ色っぽい木製軸、母は10,000円の銀色の軸のものにした。

値段の差はわざとつけようとしたわけではないが、実際妥当だろうとは思う。

 

そのまま帰ろうとしたが、ふと自分のものを買っていないことに気付いた。

本屋の近くだったので、化学や環境の本を見たが、次第に気分が落ちて行くのを感じたので、本はやめた。

 

同じフロアに鉱物の店があったのでそこに立ち寄ったところ、

(わたしは鉱物がとても好きである)

いい感じの中国産辰砂の結晶を見つけた。

なんとなくこれなら初任給に買ってもいいかなという気持ちになり、購入した。

ちなみに、6,800円だったが、5,400円におまけしてもらった。嬉しい。

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ひとつひとつの結晶が大きく、赤黒い光沢だけでなく、真っ赤にぎらついた透明感もある。ルビーよりもよっぽど赤く、血のような色だ。

スペイン産の、より水銀感の強い原石も所持しているが、それとは異なる魅力がある。

思い出の辰砂として大切にしたい。

ただ、なんといってもやはり硫化水銀なのであまり触りたくはないところである。

 

あと、同日に大学の記念印鑑とペンが届いた。記念印鑑といっても、大学生協の出資金2万円を使って申し込むものなので、無料ではない。

最後は色々あって綺麗な思い出ではないが、9年間も過ごした記念にこれも大切に使っていきたい。

 

ちなみにこの記事の文章は4月21日の夜に書いているが、イーモバイルが遅すぎるのと、はてなが重すぎるというダブルパンチでブログの編集画面まで到達できなかった。

ちなみに今は4月22日の朝だが、比較的普通に繋がる。

ネットをするには早起きしなくてはならない。

植物栽培

昨日、ワサビの苗を買ってきて鉢に植えてみました。

 

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ワサビというと、沢辺みたいな環境で育てるイメージですが、

これは畑ワサビといって、こういう鉢や畑でも育てられるそうです。

ただ、これは主に葉っぱを食べる用途で、

普通のワサビみたいに根っこをすり下ろしたり、株分けしたりできるようになるまでにはけっこう時間がかかるとのこと。二年で転勤なので、その時に鉢植えのまま連れて行くか、いっそ掘り出して食べるor植え直しするかは悩むところかもしれません。

 

あと、ついでに種だけ買っておいたコリアンダーパクチー)の種も蒔きました。

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室内で育てたかったので、土じゃなくて高吸水性ポリマーの玉みたいなやつにちょっと栄養剤加えてみました。

思ったより種が球状で大きくて驚きました。

普段種というとタンポポとかマリーゴールドとかああいう細くて小さいものしか目にしていなかったので…。

 

二種類ともいい感じに育ってくれると嬉しいです。

研修終わりました

昨日、5日間にわたる研修がようやく終わりました。

 

研修内容は、なんというか、

「そりゃー頭で考えればそうなることはわかってますよ〜」

というような内容がほとんどでした。

 

一応グループワークなども多かったのですが、

正直言って、もうこのくらいの歳になると、他人の発表を聞いても、

まぁそう思う人もいるよね、ってくらいで、

俗にいう「気付き」みたいなのを実感したりはしないので、

意味があったのか無かったのかよくわかりません。

むしろ、頭が固くなっていて素直でないという悪い傾向に気付いたといえるかもしれません。

 

接遇などの実習は、出来る人はすでにできていて(なぜだろう)、

出来ない人は、座学と数回の実践ですぐ出来るようになるわけもなく、

「結局は慣れ」という結論で、それもそれで、まぁそうですよねという感じでした。

 

しかし、毎日講義後に飲み会をしていたので、

友達がたくさんできました。

 

驚いたのが、案外同期の年齢層が高いということです。

 

わたしは博士中退の27歳で新卒という終わってる人なので、コレひょっとしてわたしが長老なのでは…という心配をかなりしていたのですが、フタを開けてみれば、むしろ平均するとこのくらいになりそうな様子でした。

そして、話を聞くとみんななんだかんだで人それぞれの色々な事を抱えていたり…。

 

安心しました。

わたしのような落ちこぼれでも、リカバリできる道は本当に存在しているんですね。

 

 

ちなみに今回の研修で、鉱物好き仲間と狩猟やろうぜ仲間をつくりたいと思っていたのですが、それも達成できました。

良い研修だったと思います。

 

研修中、微妙にはっちゃけてしまいましたが、

来週からまた謙虚に生まれ変わりの自分を大切に頑張っていきたいです。

研修

明日から5日間、新人研修です。

5日間というのは長過ぎでは?という気もしますが、研修やってくれるぶんにはありがたいです。

役に立つ研修だといいです。

 

実際のところ、おそらくメインは飲み会だろうと思いますが。

わたしは同期の平均に比べ年齢が無駄に上なので、どう隠しきるかが胆ですね。

あとは、飲み過ぎて翌日の研修でゲッソリしないようにしなければ。

 

 

 

そして、いい加減論文の続き書こうかと思うも、センセイの姿を思い出した瞬間、心が強制終了されて全然進みませんでした。でも、防衛本能というのは大事です。また狂うよりは論文が進まない方がずっと良いです。

 

そういえば昨日、電車の中で数分うとうとしていたとき、夢で、後輩が誰かに、

(わたし)さんは死んでしまっているから、もうどこにも繋がりがないんですよ、

と伝えているのを聞いて、わたしはそうだったと笑いながら安心していました。

 

論文も、学位も、本当は諦めた方がいいんだと思います。

 

郡山(20150411)

わたしの生家は神奈川県で、母の実家は宮城県にあった。

そのため、長期休暇の帰省に伴い、東北新幹線に何度も乗った。

 

小学生低学年くらいの頃、アナウンスから聞こえる「こおりやま」という言葉に、氷に覆われた山を思い浮かべ、さすが東北だと思った。

その後、中学生くらいの頃、郡山ってどう見ても「ぐんざん」では?と思ったり、高校生になったらそもそも帰省についていかなくなったり、大学で宮城県に引っ越してからは神奈川県への帰省の際に確かに新幹線に何度となく乗ったが、寝ているか、もはや何も思わないかだった。

郡山に関することは、あとは、昔の知り合いの弟が郡山にある日大理工学部に行っていたらしいだとか、昔の先輩がやたら郡山市にライバル意識を持っていたとか、後輩がその郡山市にある高校に通っていたとか、郡山が東北のシカゴと呼ばれているだとか、その程度である。

 

そんな、聞きはするが特に縁の無かった郡山に特に用は無いが行くことにした。

福島駅からはWきっぷを使うと二枚で1,440円である。

ただし、福島-仙台間のWきっぷが1,540円という感動にくらべると、1,440円というのは若干高いか妥当かという程度に思える。

 

ちなみに、今福島県は、ふくしまデスティネーションキャンペーンというのをやっている。destinationという単語は、目的、目的地、などという意味らしい。よくわからないが、とりあえず観光が推進されているような気がする。

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福島駅の改札を通った真っ正面にももりんがいた。

ももりんというのは福島市のキャラクターである。

福島駅周辺のいたるところにももりんのイラストが存在するが、その特徴は、なんといっても、ポージングのバリエーションは豊かな割に、常に無表情であることだ。

正直あまりに無表情で少し怖い。

 

それはそうととりあえず、本当に特に用は無いので、PCで作業しながら、適宜窓の外の景色と地図で今どのあたりを走っているかを確認しつつ郡山まで行った。

 

途中、空は広く、遠くに山が見えていて、綺麗な光景はあったが、そこまで心動かされるものは無かった。

 

福島駅から郡山駅までは鈍行で47分で到着する。

作業しながらだとあっという間に終点という印象だ。

 

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なんか広い。

 

こう、やたら道路やデッキが広いし、大きな建物が多く、向こう側に行きたいのにどう行くのが適切なのかわからない感じである。あまり詳しくないし記憶も定かでないが、新宿駅横浜駅に似ている気がする。大きな駅にします!という雰囲気が溢れている。

 

また電車に乗って、猪苗代湖(しかし券売機上の路線図から猪苗代湖畔駅がテープで消されている)もしくはあぶくま洞にでも行こうかと思ったが、この時点で15時30分くらいだったので、またの機会にしようと思い、近くにあるはずの安積国造神社に行くことにした。

 

こっちにあるはずだと、道路沿いにずっと歩いていく。

こんなところにあるのかと不安になってきたところで、脇に鳥居を発見した。

 

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思ったよりも規模が小さい。

 

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しかも、境内に幼稚園があった。風変わりな神社である。

 

 

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特に混んではいない。ときどき人が来る。

ちなみに、本当の入り口はわたしが入った方ではなかったようで、近くにもう少し大きい入り口があり、手水場もそっちにあった。

参拝後お守りを買った。

 

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安積艮斎の像があった。安積艮斎というのは、江戸時代に活躍した学者である。

前の前の知事(佐藤栄佐久)の講演集に詳しく述べられていたが、詳細は割愛する。

近くに記念館があるようだったが、どこだかわからず(ガラケーなのでうまく調べられない)、閉館は16時と、その時点であと15分しかなかったため行かなかった。

後で調べると、なんと記念館は神社の境内にあった。

具体的には、おそらくこの像の後ろに見えている建物である。

なんということだ。

 

帰りに和菓子屋を見つけたので行ってみた。

試食が充実していたので、とりあえず色々味見して、三つ程菓子を買った。

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すると、薄皮饅頭(写真中央)も付けてくれた。

渡される時に何か言われたがよく聞こえず、とりあえず「はい、ありがとうございます」とこたえておいたが、これだったのかと袋を開けてみて焦った。

もう少しちゃんと礼を言うべきだった。

味も良かった。和菓子は好きなので機会があればまた購入したい。

 

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写真ではよくわからないが、向かい側のホームの、小野新町駅行きの電車がリカちゃんラッピングされていた。

これもデスティネーション?と思い調べると、小野町にはリカちゃんキャッスルなる建物があるらしい。なんでそんなものがあるのかまでは調べる気が起こらなかったが、色々なものがあるなぁと感じた。

 

知らないところへ行くのはなかなか面白い。

次はもう少し下調べしてから、足を伸ばしていきたい。

銀行通帳

先月の26日に銀行開設を申し込み、今日ようやく通帳が届きました。

いくら混んでいるとはいえ、2週間というのは若干かかりすぎではないかという気もします。

おかげで職場の給与振り込みやらなにやらの手続きがぎりぎりです。勘弁してほしいものです。

 

ちなみに初任給は21日に入るそうです。

今までは、親に家賃も払ってもらったり、仕送りもらったり、あと学校のTAやRA、インターン、バイトで稼いだりで、なんだかんだお金はあったのですが、今後は職場の給料だけで生きていかなくてはなりません。使いすぎないようにしなければです。

 

でもやはり、親は初任給プレゼントを期待してるんだろうなぁ…。

 

プレゼントあげれば確かに喜ぶとは思いますが、5割増しくらいで喜んだポーズ取ってくる予感がするので、それがすごく嫌です…。

いわゆる理想の親子像みたいなメルヘンを演じたいことはわかるのですが…。

いかんせんその理想像はわたしや親の心と本質からはほど遠い…。