ふくしまきんにくせいかつぶろぐ

きんにくまいすたーへの みちのりは まだまだつづく

The Ultimate Mushroom Book

標記の本を注文して2週間、ようやく届きました!

 

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指で著者名が隠れてますが、Peter Jordan and Steven Wheeler著です。

外国のキノコ本は初めて買ったのですが、

フルカラー、256ページで、値段はなんと1,604円でした。

表紙もすべすべした厚手のマットPPコート紙、

本文も全く以て普通の綺麗なカラーで、この安さは正直かなり驚きです。

著者も出版社もイギリスですが、printed in Egyptとなっていたので、人件費的に安くあがったのでしょうか。

 

内容としては、121ページまでは写真図鑑、それ以降は調理法について書かれています。

 

この本は食べる事に大きなウエイトを置いているので、掲載種は比較的メジャーな食べられるキノコと間違いやすい毒キノコしか載っていません。その代わり、食べられるキノコについては保存方法や調理のコツ(味付けやゴミの取り方まで)も触れられています。

なので、単独の図鑑としての使用というよりは、そこそこキノコが好きで知識があることを前提としたキノコグルメ本という感じです。

 

この本の気に入ったポイントはなんといっても、

英名と学名と写真が併記されているところです。

例えば、写真を見て、カラカサタケっぽいなと思い、

英名はParasol mushroomで、それっぽい予感がして、

学名Macrolepiota proceraとあるので、やっぱりカラカサタケか、となります。

もしくは、学名を見ると思ったのと微妙に違ってたり、学名忘れてるときは勉強になるし、そもそも英名に至っては全然知らないので面白いです。

 

調理法は、色々な国の料理が遠慮なくガンガン載っています。

 

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エノキタケやシイタケを使った料理も複数掲載されています。

しかも完成写真ではちゃんと器も日本っぽい皿や茶碗が使われているという本格派。

 

お買い得な本だったと思います。