ふくしまきんにくせいかつぶろぐ

きんにくまいすたーへの みちのりは まだまだつづく

誕生日

こないだ28歳になりました。

 

先輩にランチ(デザートにケーキ付き)をおごってもらいました。

研究室生活では、他人からも自分自身でも祝うとか皆無だったので、

誕生日にケーキは久々でした。

 

あと、

育て中のワサビの植木鉢にキノコが生えてきました。

 

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よく見かけるものの、名前がわからないやつです。

形だけ見ると、ナヨタケとかヒトヨタケとかイタチタケの仲間っぽく見えるのですが、

腐生菌じゃないような感じですし、一カ所からグシャッと群生はしないで、

一カ所から1〜4本程度が数メートル四方内に沢山散らばる生え方をするので

なんか違うのかもしれないですが、よくわからないです。

とりあえず、かわいらしいです。

わたしの誕生日を祝いに生えてきてくれたのだと勝手に解釈してみると、

よりかわいく見えます。

 

ちなみにわさびは、大きくなった葉っぱを適宜毟って食べていたのですが、

対抗してか、小さな葉っぱが沢山出る感じの成長をしています。

若干毟りすぎたか不安ですが、

菌根パワーで頑張ってもらいたいものです。

 

とかいって、実は菌根ついてるのが雑草だったらアレですが…。

今日も酔っています

気付くと、自分が生きていて、これからも生きていくような気がして、

それを前提に物事を考えています。

幽霊(仮)のくせに浅ましいです。生きる意志も無いのに、そのつもりになっているとは何事でしょうか。

 

毎日がひたすら不安です。

自分が存在してもいいのか、

何か致命的なミスをするのではないか、

生きているべきでないのではないか…。

仕事も、周りは優しいですが、不安で不安で仕方がありません。

 

おそらく、結局これも、

学位すらまともに取れなかった自分を信用できないとか、

また、全て失うのではないかとか、そういうところから派生しているのだろうと思います。

自分がうまく何かをやれるような気がしません。

 

どうして皆は生きていられるのか疑問です。

絶対に、死んだ方が楽なのに。

 

黒磯

鈍行に乗っていると、黒磯駅(栃木県)が東北と関東の電車的境界らしく、ここから東北本線に乗り換えることになる。逆側は宇都宮線系統の上野東京ラインに乗れば熱海の方まで一本で行けるようだ。

福島から熱海まで乗り換え一回で辿り着けるというのはなんとなく驚きだ。

 

そんな黒磯駅で乗り換え時間が30分あったので、少し写真を撮った。

 

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東北本線にありがちな、まったり感。

基本的に静かで、まばらな高校生の声が聞こえる。

薄曇りの日の田舎駅は他には無い静謐な虚無感を与えてくる。

 

そんなホームに、突如として存在する立派な扉。

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違和感MAXである。

 

Wikipediaによると、黒磯駅はかつて皇族が那須御用邸に行く際に降車していた駅とのこと(現在は東北新幹線那須塩原駅で降りているらしい)。おそらくこの扉が皇族専用改札(?)なのだろう。

 

同じような扉が外にもある。

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扉と扉の間の空間がどうなっているのかは若干気になるが、明らかに立ち入り禁止オーラが出ている。

 

ちなみにノーマル改札の横には不思議なモニュメントがあった。

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パッと見、ソバ屋の出前である。

 

近くの和菓子屋でザクロはちみつを買った。はちみつはよく食べるものの、ちょうどなくなりかけていたのでちょうど良かった。

店内には和菓子だけでなく、木彫り板や細工品、湯のみなどの工芸品も置いてあった。

 

乗り換え時間30分ではあまり遠くまで行けなかったが、駅ホームの看板を見る限り、見所自体は色々あるらしい。

 

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時間があるときに色々行ってみるのもいいかもしれないと思った。

ちなみに、いかにも田舎っぽいが、駅構内はちゃんとLTEが入った。

 

また、黒磯から東北本線に乗っていると、泉崎や矢吹、鏡石須賀川といった駅がある。地図や書類上では泉崎村矢吹町鏡石町、須賀川市は良く見ていたが、実際に「ある」というのが、どうにも不思議な感じがしてしまう。

 

手を動かして触れてみたことのあるもの以外、どんなに勉強しても頭の中の知識が現実に関係あるのだという実感を掴むのは難しい。

例えば、私の場合、化学は少しはやったから、スキームを見れば実際の実験状況や手順、どんな感じでモノが取れるか、何でどのくらい測定したか、裏にどんな実験や測定が没になったか、どこの研究室の流れっぽいか、などが(正しいかはわからないが)具体的に想像される。

しかし、このような地名を聞いても、平面地図上の位置と、場所によっては産業や人口などのデータを思い出すだけで、実際の感覚はまるでない。

地域に心を配っていて化学はやっていない人は逆だろう。

 

いわゆる教養とはなんなんだろうか。

触れたことがなく、理解もしていないのに、知っている、といって話を合わせたり、知識持ってるアピールすることに意味はあるのだろうか。

 

ちなみに現実の泉崎駅は田んぼだらけだったが、矢吹駅と鏡石駅周辺は住宅地も多く栄えているように見えた。須賀川駅は遠くにビルも多く見えて、村と町と市とはこういうことなのかなぁと素人目に感じた。

ここで例えば先ほどの反論として、どこが村でどこが町なのかという知識すら無ければこういう感想も出てこないから、最低限の教養は必要だ、とも考えられる。もっと深い知識があれば、より有意義な考察をしながら駅を通過できたのかもしれない。

しかし、それらはただ色眼鏡を通して、勝手に何か考えているだけにも思える。

実感が存在しないことに変わりはないのだから。

 

黒磯福島間はおよそ2時間ほどかかる。

家で無為に過ごす2時間より長く感じる。

酔っていると暗い気持ちになる

いま、酔っています。人と話しているときは明るく楽しく良いお酒を飲めるのですが、

ひとたび一人になると、途端に暗い気持ちになってきます。

 

紆余曲折があった後に、

自分は死んでいるという前提のもと、二ヶ月程生きているのですが、

それでもやはり死にたいなぁと思います。

 

ダメな自分は嫌いです。

殺したいくらいに嫌いです。

 

もう死んでいるのだから、無責任に楽しくやりたいことだけやって、

そのあとジョウブツすればいいと思います。

しかし、わたしは無責任な自分は嫌いです。

 

人間性に難のある自分も嫌いです。

 

孤独な自分も、

役に立たない自分も、

オベンキョウしかできない自分も、

研究色々とアレな自分も、

地獄に落ちればいいと思います。

 

結局死んだつもりで殺しきれていないからこうして苦しむのだと思います。

死んでるくせに未来を見るから余計悲観するのでしょう。

 

これでは、生まれ変わるつもりでゾンビです。

The Ultimate Mushroom Book

標記の本を注文して2週間、ようやく届きました!

 

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指で著者名が隠れてますが、Peter Jordan and Steven Wheeler著です。

外国のキノコ本は初めて買ったのですが、

フルカラー、256ページで、値段はなんと1,604円でした。

表紙もすべすべした厚手のマットPPコート紙、

本文も全く以て普通の綺麗なカラーで、この安さは正直かなり驚きです。

著者も出版社もイギリスですが、printed in Egyptとなっていたので、人件費的に安くあがったのでしょうか。

 

内容としては、121ページまでは写真図鑑、それ以降は調理法について書かれています。

 

この本は食べる事に大きなウエイトを置いているので、掲載種は比較的メジャーな食べられるキノコと間違いやすい毒キノコしか載っていません。その代わり、食べられるキノコについては保存方法や調理のコツ(味付けやゴミの取り方まで)も触れられています。

なので、単独の図鑑としての使用というよりは、そこそこキノコが好きで知識があることを前提としたキノコグルメ本という感じです。

 

この本の気に入ったポイントはなんといっても、

英名と学名と写真が併記されているところです。

例えば、写真を見て、カラカサタケっぽいなと思い、

英名はParasol mushroomで、それっぽい予感がして、

学名Macrolepiota proceraとあるので、やっぱりカラカサタケか、となります。

もしくは、学名を見ると思ったのと微妙に違ってたり、学名忘れてるときは勉強になるし、そもそも英名に至っては全然知らないので面白いです。

 

調理法は、色々な国の料理が遠慮なくガンガン載っています。

 

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エノキタケやシイタケを使った料理も複数掲載されています。

しかも完成写真ではちゃんと器も日本っぽい皿や茶碗が使われているという本格派。

 

お買い得な本だったと思います。

田谷の洞窟(20150504,神奈川)

GWに実家に帰りました。

何もしないのもなんですが、出掛けようとすると観光地で人が溢れているというジレンマに陥ったので、近場のマイナースポット、田谷の洞窟に行ってきました。

 

 

このあたりは鎌倉市横浜市の境目あたりですが、田谷の洞窟は横浜市に入ります。

こういう系スポットは鎌倉っぽい雰囲気なので少し意外ですね。

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田谷の洞窟は正式には瑜伽洞(ゆがどう)というらしいです。

真言宗系統の修行僧が掘って修行していた洞窟のようで、

洞窟の壁面には龍やたくさんの菩薩などが浮き彫りで描かれています。

 

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入場料を払うとロウソクを貰えます。

洞窟内の各所に火種があるので点けて照らしながら進みます。

とはいえ、今は明るいLED電球があちこちにあるので、ロウソクは無くても問題ありません。しかも、風でけっこうすぐに消えます。

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内部は撮影禁止のようです。

 

けっこう広く、たまに息が白くなるほど涼しいです。

また、道が立体的になっているので、ふと横を見るとさっき通った道が下の方に見える、というような状況がよくあり、なかなか面白いです。

 

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洞窟内には水属性の罠が多数しかけられているので、転ばないように注意しましょう。

 

100均の植物育てる水ボールがカビた

タイトルの通りなのですが、

fuku246.hatenablog.com

で書いた、パクチーを育ててた吸水性ポリマーが無惨にもカビました。

全然たいしたことないですが、カビ画像なので、「続きを読む」からどうぞ。

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